このブログでは「Dream Quest」としていますが、この不動産取得から賃貸化する活動自体を冒険と捉えて行動していますので、その経緯を書き記しています。
Lv1は不動産1軒目を示し、vol.1は1話目となっています。
「Dream Quest」ですので、この冒険でLvアップしていく様子や新しい地図や武器・仲間を手に入れる様子を楽しんで読んでもらえると嬉しいです。
また、私自身の備忘録であると共に、私と同じように副業で不動産賃貸業をはじめようとする方の参考になればと思います。
前回の記事はコチラ↓
スキー場で「仕込み」を始める勇者
2月14日(土)。僕は家族で関西のスキー場に来ていた。
10歳の娘と一緒に滑ったのだが、急斜面でのサポートで体力がゴリゴリ削られた。横っ腹と臀部が悲鳴を上げている。息子は順調に滑り倒していて頼もしい。
普通なら「疲れた、もう寝よう」となる夜。
でも、勇者たけ丸は赤ワインを片手にノートPCを開いていた。
やることは一つ。来週火曜日の「契約の儀式」に向けた仕込みだ。
売買契約書の雛形を開き、特約事項を一行ずつチェックしていく。気になる点はメモして不動産屋へ確認メール。さらに火災保険の引き落とし口座設定も完了させた。
「事前の仕込みが、本番の勝敗を決める」
これは僕の中の、絶対に崩さないルール。RPGで言うなら、ボス戦の前にセーブして、回復アイテムを全部揃えて、装備を最適化するようなもの。
当たり前のことだけど、これをサボる人が意外と多い。そしてサボった人だけが、後で「こんなはずじゃなかった」と泣くことになる。
決戦の朝 ー ギルドの神殿へ
2月17日(火)。朝9時。
不動産屋さん(ギルドの神殿)に到着すると、担当の仲介人さんが迎えてくれた。
売主が来る前に、まず二人だけで約1時間の事前確認を行う。
「ここの条件って、こういう理解で合ってますか?」
「この特約、こういうケースだとどうなります?」
一つひとつ、丁寧にすり合わせていく。
退屈に感じるかもしれない。でも、この「地味な作業」こそが最強の防御魔法なんだ。
不動産の契約書は、見慣れない言葉がびっしり並んでいる。初心者にとってはまるで古代語の巻物(スクロール)みたいなもの。
でも、一行一行を読み解いて、「なるほど、これはこういう意味か」と腹落ちさせておけば、後で「そんなの聞いてない!」となるリスクをゼロにできる。
週末のうちに契約書の雛形をチェックしておいたから、内容はほぼ頭に入っている。
仕込みが効いている。この安心感がたまらない。
捺印 ー 280万円の資産を手に入れた瞬間
準備が整ったところで、売主が到着した。
最終確認を行い、いよいよ契約書に捺印する。
ハンコを押す、たったそれだけの動作。でも手が少しだけ震えた。
「これで、この物件は僕のものになるんだ」
捺印が終わると、そのまま決済・引き渡しへ。
売買代金の支払い、鍵の受領。すべてが音もなく進んでいく。
クエスト「280万円物件を契約せよ」── クリア!
脳内でレベルアップのファンファーレが鳴り響く。280万円。新車なら普通に買える金額だ。でも、車は買った瞬間から価値が下がり続ける「消費アイテム」。この物件は毎月家賃を生み出す「収益装備」になる。
副業サラリーマンが会社のお給料とは別に、毎月5万円、6万円と入ってくる仕組みを手に入れる。上司に理不尽なことを言われても、「まあ、俺には家賃収入があるしな」と涼しい顔でいられる。これが「心の余裕」という最強バフなんだ。
新ダンジョンを全フロアスキャン
契約が終わったその足で、現地確認に出発。
自宅でカレーを掻き込んでから、まずホームセンターへ寄った。
目的は水平器の購入。
「水平器?なにそれ?」と思ったあなた。
これは床が水平かどうかを測る道具。冒険者にとっての「罠探知の杖」みたいなものだ。
築古戸建(築年数の古い一軒家)のDIY修繕において、床の傾きチェックは最重要ミッションの一つ。傾いた床の上に住みたい人はいない。ここを見逃すと後で大きなダメージを食らう。
物件に着いたら、すべての部屋を動画と写真でくまなく記録した。
なぜ全部撮るのか。理由は2つ。
1. 修繕計画の精度を上げるため ── 自宅に帰ってから見返すことで「ここ直さなきゃ」を見落とさなくなる。現場にいると意外と見逃す。
2. ビフォーアフターコンテンツの素材になるため ── DIYで物件がどう変わるか。ボロい状態の記録は「冒険前の弱い自分」を残すようなもの。後から振り返ると、最高に価値がある。
床の傾き、凹み、壁紙の状態、水回り。一つひとつチェックしながら、頭の中で修繕の優先順位を組み立てていく。
守りの魔法を発動 ── 火災保険という「防御結界」
翌日。火災保険の正式な契約書が届いた。
すぐに記入して返送手配を完了。
RPGで新しいダンジョンを手に入れたら、まずやるべきことは何か?
防御結界(保険)を張ることだ。
どんなに攻撃力が高くても、ノーガードで冒険に出る勇者はいない。火災、自然災害──不動産という冒険には、予測不能なトラップが潜んでいる。だからこそ、守りの装備は最速で整える。これが生き残る冒険者の鉄則。
「攻め」と「守り」を同時に回す。地味だけど、ここを怠った瞬間にゲームオーバーが近づく。
裏ボス戦 ── 本業クエストの最終試練
この週の締めくくりには、もう一つの戦いが待っていた。
実は僕、半年間取り組んでいた本業の研修プログラムの最終発表を平日に控えていた。
相手は会社の役員たち。まさに裏ボス。ラスボス感がすごい。
契約を終えた翌日以降も、日中は本業のクエストをこなしつつ、夜は東京出張先のホテルでプレゼン資料の仕上げ。
体力ゲージはギリギリ。睡眠時間は4時間台が続いた。MPもHPもほぼ空っぽ。
でも、本番では自分の担当パートの説明はうまくできた。
結果は残念ながら最優秀は逃したけど、やりきった感はある。
正直に言う。この研修で社内評価を上げたいという欲は、僕にはなかった。
でも、受けたクエストは最後までクリアする。この姿勢だけは崩さない。
半年間、副業と本業の二つのダンジョンを並行攻略しながら走り抜けた自分を、ちょっとだけ褒めてやりたい。
「走りながら直す」── 次なるミッション
スキー場での仕込みから始まった1週間。
契約、決済、引き渡し、現地確認、火災保険、そして本業の最終プレゼン。
振り返ると「よくこんなに詰め込んだな」と自分でも思う。
でもこれが、副業サラリーマンのリアルだ。
完璧な状態を待っていたら、いつまでも前に進めない。
だから僕は「走りながら直す」。
物件のDIY修繕をしながら、同時に賃貸募集をかける。
図面を作り、入居者を探す。修繕は週末に少しずつ。
次のミッションはこの3つ:
– 物件の図面を作成する(冒険の地図づくり)
– 賃貸募集をかける(仲間=入居者を探すクエスト)
– 床の凹みや傾きの修繕に着手する(回復魔法の発動)
ボロい空き家が、誰かの「帰りたい場所」に変わっていく。
その過程を自分の手で作り上げる。大変だけど、最高にワクワクする。
もしあなたが今、毎日の通勤電車の中で「このまま会社に人生預けていいのか」とモヤモヤしているなら。
その感覚、僕もずっと持っていた。
いきなり家を買わなくていい。まずは「調べる」だけでいい。
知識という武器を一つ手に入れるだけで、見える世界が変わる。
このブログが、あなたの冒険の書(ヒント)になれば嬉しい。
一緒に冒険を続けよう。
冒険はまだまだ続く!
さいごに、お知らせです!
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冒険の章がラジオ形式で聴くことができます。
サラリーマンが冒険をスタートするまで。スタートしてから困難にぶち当たったときの話。
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