このブログでは「Dream Quest」としていますが、この不動産取得から賃貸化する活動自体を冒険と捉えて
行動していますので、その経緯を書き記しています。

Lv1は不動産1件目を示し、vol.1は1話目となっています。
2件目も同時並行で進めていますので、更新日がLv2の方が早かったりするのは、そのためです。

「Dream Quest」ですので、この冒険でLvアップする様子や新しい地図や武器を手に入れる様子を楽しんで読んでもらえると嬉しいです。また、私自身の備忘録であると共に、私と同じように副業で不動産賃貸業をはじめようとする方の参考になればと思います。

Lv1の物件は、シロアリ物件でしたが、だからこそチャンスが見えてきました。

 

前回記事はコチラ↓

 

 

【Lv1_vol.2】空き家バンクで見つけた築52年古民家はシロアリ物件!?

築52年古民家との出会いは「空き家バンク」

導き手の不動産屋から教わった不動産入手方法は以下の3つありました。

空き家に出会える3つの方法

1.競売物件への入札

競売サイト( BIT 不動産競売物件情報サイト)で更新される物件を探して、入札するというものです。
競売物件は、各地の裁判所が出していますので、国が管理している物件となります。
競売に出されている物件は、何かしらの理由で返済ができなくなり、
手放すことになり、国の持ち物となっている状態です。
競売の公開日から約2週間ほど入札期間があり、その後、同時開札で最も高く入札した方が購入できる仕組みです。

参考資料として、土地・不動産自体の評価額は国が実施して公開していますので、
その評価に対して、自分の評価を加味して入札することができます。
この方法は、同時入札ということもありますので、副業大家でも入手しやすい方法です。

ただし、ここ数年は個人でも入札できるようになったり、個人で大家業をはじめる方が増加したためか、
比較的高く入札されることが多い様に感じます。

注意が必要なのが、入札前には、基本的に内見できないという点です。
個人で交渉して内見させて頂くこともできますが、住んでいる方は、基本的に国に家を奪われた意識でいますし、
住んでいる場所を見せたくないという理由から、実際に訪問して断られたこともあります。

住まわれている方も、状況が状況で、気持ちにも余裕があるわけではないので、その点は理解しておく必要があります。

 

 

2.空き家バンクでの紹介

空き家バンクも、競売物件の様に国が絡んでいます。
そのため、比較的、安心感がある紹介先と感じます。

空き家バンクの場合、役場が仲介していて、不動産業者を介さずに個人と交渉することができます。
こちらは、売主側としては、手放したいが、不動産業者を通すことで手数料がかかってしまう物件や、
不動産屋で売れない・お金にならずに嫌がられる物件が登録されていることが多いです。

空き家バンクでの交渉は、早い者勝ちとなりますので、常に役場の情報を見続ける必要があります。
そして、役場ですので、基本的には平日しか対応できません。
この点は、平日に仕事をしている副業人には少しハードルがあるかもしれません。
ただ、在宅勤務や仕事を調整して不動産内覧の時間を優先した方がいいので、ここは、うまく調整したいですね!

交渉がはじまれば、役場は抜けますので、その後の契約や売買・登記変更は個人にゆだねられます。
ここで、不動産業者を通したいという方もいれば、極力出費を抑えた方法を考えたいという方もいます。

 

 

3.空き家を見つけてドアノック

空き家を自分で見つけてドアノックする方法が最後の手段です。
この方法は、散歩やランニング中に見つけた空き家であろう住所をメモしておき、
その家・土地が誰のものかを自分で調べて手紙を送る方法です。

実は、登記情報(登記情報提供サービス )は個人でも取得できて、300円程度で入手できます。

登記情報には、土地の目的やその土地の売買された履歴、
ローンを組んでいれば、どの銀行でいくら組んでいるかなどが分かります。

これを知ったときに、かなり驚きましたが、この情報から、登記上の持ち主に手紙を送って
購入したい旨を伝える方法です。

更には、仮に持ち金が無い場合、リフォームして貸したいから安く貸してくれないか(転貸させて頂けないか)?
などの交渉も出来ますので、タネ銭が無い場合は、そんな方法もあります。

登記情報の取得は、先に紹介した2つにも活用できますので、常に活用しています!

 

入手方法についての記事は、コチラでも書いています。

副業大家は、「競売物件」より「空き家バンク」を狙え!

 

 

 

築52年の物件は「空き家バンク」で見つけた!

1件目の物件は、空き家バンクで見つけました!

この物件は、3年ほど空き家になっているらしく、引き継いだ娘さんも夫婦も手間で不動産屋にはお願いせず、
空き家バンクに賃貸登録をしていたそうです。

 

築52年の物件は、寒さと、動物の跡

52年前の物件ということもあり、断熱ももちろんされていなく、
冬に内見した際には、家の中でもダウンを着ていないと寒くていられないくらいでした。
すき間風はもちろんですし、キッチンにはゴキブリの死骸、砂壁には雨漏りの跡、2階には鳥かコウモリの糞なども転がっていました。

そのまま貸しに出していても借り手がつくことは無いな。と納得。
そんな物件ですが、いいところもあります!

 

築52年の古民家だから梁・土間・縁側がある!

古民家ならではの良さとしては、玄関を入ってすぐに直線のコンクリートの土間が広がっていました!
その天井は4M以上あり、今では考えられないほどの太い梁があります。

これを見た瞬間、あ!好き!と思いました。
土間を挟んで、右側にキッチンがあり、左には大きな和室が4つ昔ながらの田の字にあります。
更には、縁側と目の前に広がる畑があるので、夏は空を見上げながらビールや広い庭で花火をする家族の姿も想像できました。

どう活用できるか、イメージが湧かせられるかは大事ですね!

 

 

さすが築52年古民家、シロアリの跡

シロアリ!!!?これはチャンス!

土間の横には床下収納がありましたが、シロアリがかじった跡がありました。
これを避ける人が多いので売りにくく、被害の規模によっては修繕費もかさみます。

こういった見える形の被害は、交渉のチャンスだと思いました。
自分で直せればいいですし、直せなければ、最低限は業者に頼んでもいいですね。

 

交渉できると思ったので、早速交渉しはじめることにしました!!

さあ、どうする!?

 

次回につづく

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2件のコメント

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【Lv1_vol.3】中ボスを倒すための修行⁉600㎡の土地の維持費を下げる - DLG inc. · 2023年10月2日 9:19 PM

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