会社勤めをしていると、必ずしも上にいる人が能力があるわけではありません。

能力がある人は、会社の中でも反発して嫌われがちです。
その為、自分の意志と合わない人は他部門へ異動させられるケースを私もよく見てきました。
ただ、ここで言う能力の有無は、プレイヤーとしての能力を示していますので、
今の時代でも、マネジメント能力は無くては会社の中でも上に行くことはありません。

これからの時代、能力のある人は抑えられるのではなく、活躍していくのではないかと感じています。
その背景は、コロナ影響による働き改革が進んだことにあると思います。

今回は、私自身の会社で感じている変化について書き出していきます。

 

 

能力がある人が上にいける時代が近付いてきた!?

能力がある人は嫌われる時代の終焉

能力がある人は嫌われる

私自身は、能力がありません。
そのお陰で、生き残るための他の能力を付けることが着いたと感じています。

私の周りには、○○社と言えば・・・で2位、3位には挙げられるほどの商品をうみ出した人がいます。
その人は、自分のマーケティング能力がずば抜けて長けていて、自身の感性や嗅覚も強みとして持っています。
ただ、自分に厳しいと共に他人にもあたりがキツく、その人の事を癖のある人として周囲は扱っていました。
私にとっては、性格が全く異なるものの志は同じであって、目標の人の1人でした。

そんな先輩社員が、会社の上層部が一気に変わって他の事業部から異動してきた際、いつも通りに嚙みついていました。
上層部の方々と先輩とのやり取りは、毎回、凄まじく喧嘩にしか思えないほどでした。
結局、そんな先輩を嫌ってか、先輩は他の部門に異動させられてしまいました。

その辞令は、周りから見ても明らかにやりにくさを回避した辞令でしたので、
それ以降、上層部に噛みつく人はいなくなりました。。
この人事を聞いて、とても残念に感じました。

その人自身の異動もですが、私は上層部の器の小ささやその人を扱うことのできないマネジメント力に
情けなさを感じました。

会社は、歯車を上手く回すことの方が優先順位が高いので、時々、大きくて空回りするような不安定な歯車は好まないのが
現状です。その為、マネジメント層からすると、小さくとも、間違いなく回転する歯車の方が好まれるのは、わかりますね。

 

 

時代が変わったのは、コロナによる変化

会社の中でも、働き方改革が一気に加速したのはコロナによる在宅ワークの促進が大きかったように感じます。

在宅ワークになり、やる人、やらない人が2極化したこともあり、元々、均等サイズだと思っていた歯車のサイズ
にばらつきが出てきたと感じました。
つまり、正常に働いていた歯車も不安定になり、逆に通常サイズだった歯車も自由度が増して大きくなったものもありました。

加えて、会社で仕事をするよりも自分の時間がとりやすくなったため、
私のように自分で副業をはじめる人やこれを機に転職する人も増えてきました。
ここ最近の転職CMの量が増えていると思いませんか?実際に離職率は増えています。

これらの背景もあり、一部の個人が会社の成長に寄与する比率が高くなったとともに、
その歯車で組まれたチームも簡単に入れ替わる時代になってきたのです。
これにより、私自身もマネジメントはかなり難しくなりました。

私のチームでも数人抜けていますし、その穴埋めがきつかったです。

 

 

能力のある人が上に求められる時代

能力のある大きな歯車は、大企業でもベンチャーでも求められる時代

ベンチャー企業では、大手企業から転職してその経験を活かすために重要なポジションに着くことが多いと思います。

私の会社を出た後輩も同様にベンチャーに就職しています。
そんな後輩は、能力も高く一緒に働いていた際は、会社の中でもかなり優秀だと思っていました。
その後輩はベンチャーでの転職を繰り返していますが、プレイヤーとしてどんどん突き進む性格の持ち主で、
経験が無いことも積極的に学んでいくスタイルでした。

彼ならどこに行っても活躍できると感じましたが、そんな後輩も、今ではベンチャー企業で重要なポジションについて頑張っています。

同様に、会社の中でも能力のある若手がここ数年で一気に役職についてきています。
私自身も当時、最年少でグループを任されるポジションについてきましたし、
頑張る人・結果を残す人を上にあげていく動きが多く見受けられます。

これは、コロナによる働き方変化と団塊の世代がメインから外れてきたという時代的背景の両方があると感じています。

結果、今の時代は、大企業でもベンチャーでも1人でも結果を出すような人がマネジメントを任される時代になってきているのです。

 

 

時代の変化に合わせて働く

こうした変化は、私たちにはどうにもできない点でもあります。

時代の流れは読みながらも、他の川に飛び込んでも生き残れるよう、また、他の川を見つけてどちらも泳ぎながら選択していく。
そんな姿が今の時代は求められているのではないかと感じます。

副業が認められつつある会社もふえていますが、近い将来、会社では週4勤務でいいので、8割の給料しか払いません。
という会社が増えてくると思います。
これは、会社の持続的成長が困難になったという部分を、働き方改革という風潮に濁らせてスタートするのではないかと思います。

国内総生産(GDP)を高めるためには、一人当たりの労働力増加が必要で、そのためには、1人1つの仕事をしていては
成長はないこともあり、副業を含めたほかで稼ぐ力が求められる日が近いと思います。

そんな近い将来に来るであろう姿を予測して、備えながら副業をがんばりましょう!

 

 

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カテゴリー: 会社員・副業

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