このブログは「Dream Quest」としていますが、この不動産取得から賃貸化する活動自体を冒険と捉えて
行動していますので、その経緯を書き記しています。
Lv2は不動産2軒目を示し、vol.1は1話目となっています。
2軒家も同時並行で進めていますので、更新日がLv2の方が早かったりするのは、そのためです。
「Dream Quest」ですので、この冒険でLvアップしていく様子や新しい地図や武器・仲間を手に入れる様子を楽しんで読んでもらえると嬉しいです。
また、私自身の備忘録であると共に、私と同じように副業で不動産賃貸業をはじめようとする方の参考になればと思います。
その内、情報交換ができる仲間ができると更に嬉しいです!
DREAM QUESTは続きでの記事となっています。
前回の記事はコチラ↓
リビングのコンセプトは「見上げる部屋」。天井は杉羽目板で笑顔に!
リビング天井は「杉羽目板」に!
これまでのあらすじ
役場が管理している「空き家バンク」で見つけ、問い合わせからスタートした築56年の物件。
築57年で雨漏り、多少の壁面ヒビ割れしていても建物は住むことはできる状態。
この家までがギリギリ市街化区域ということもあり、上水はもちろんガスや下水もあり。
ただ、気になるとすれば、駐車場のサイズが軽自動車サイズで、駅から徒歩7分は急な登り坂であること。
そんな家の持ち主は、既にこの世を去っていて、持ち主の奥さんは施設に入り、姉妹とのやり取り。
まずは、持ち主から娘への登記変更をするため、私の方で司法書士(仲間)を探して紹介からはじまった。
良き導き手と仲間に出会うことができ、60万円ではじめて物件取得した。
その後、自分に合った武器屋(ホームセンター)を見つけ、装備して大きな家具を解体し、
地域のゴミ処理場に持ち込むことで、15万円を1.5万円に抑え、2階天井のシーラー塗装した。
ところが、馴れない作業が多く、一度、HP回復のために温泉で休憩しながら、天井の穴を埋めて塗装した。
ラッキーなことに、火災保険を売主から引き継ぐことになった。
2階の和室の古い砂壁は、塗装によってオシャレ雰囲気の空間に蘇った。
その後、床の根太、断熱材を敷き詰めて合板を敷き、高級感のあるオークのフロア材で洋室化の完成。
隣の洋室の完成を目指し、壁(プリント合板)のパテ埋め、壁紙貼りをして床もフロア材を敷いたことで洋室がキレイになった。
1階の和室砂壁のシーラー塗装をした。
続いて目についたのが階段!2階へのアプローチ空間である階段をグレーで古さを活かしながら明るさを手に入れ、
ベランダの手すりの錆びた金属部分の鉄筋を綺麗にした。
これには理由があり、1階には既に直された箇所を含め、いくつか雨漏り箇所があった。
雨漏りの可能性を無くすため、先にベランダの雨漏りを直していった。
残すは、ベランダの防水塗装だが、塗装する前に雨漏りチェックが必要。
雨の降る日まで待ちつつ、古さが目立つ窓枠と戸袋の塗装をしていった。
防水コートを終えた。
成長・推進スピードが足りない!そう感じて先導者の元で修行することにした。
先導者から、指摘を受けながらも、リビングで天井を開けたくてウズウズしてしてパンドラの箱をあけた。
天井をリニューアルするために無駄なものを取り外し、天井は寒さがあるので、断熱材にトライしていった。
先導者アバンの修行指摘も出てきだしているため、アバンの正体を明かし、
天井の施工をしていくのが今回。
DIY物件(Lv2) 間取り ~リビングの場所~
この家は、4LDKで延床面積で163㎡ある。
そして、玄関側の外には軽自動車用の車庫が1台分だが、玄関までのアプローチ部分には自動車1.5台分ほどの庭があり、
庭側には広めの花壇もあり、家庭菜園も可能な広さがある。
今施工しているリビングは1階の真ん中に位置する。
リビング天井の現状
リビングの天井に敷き詰めた断熱材。断熱材がある状態は暖かく感じる。
この天井をどう仕上げていくべきか。
悩み、アバン先生に相談してみた。
すると、石膏ボードが良さそうだが、重いので一人では難しく、べニアを薦めて頂いた。
べニアで仕上げるためのボンドテープやタッカーでの施工方法などを教えて頂きながら、
持ち上げることができて、オシャレさが出せそうな第3の選択肢をイメージしてしまいつつあった。
アバンの教えを守るのではなかったのか??
そんな心の声が聞こえ、自分の中で戦っていた。
天井は「杉羽目板」で仕上げる!
第3の選択肢として杉羽目板を選んだ。
理由(言い訳)はいくつかあった。
・石膏ボードは重く、持ち上がらない
→修行不足。HPが足りない。
・べニアは薄く、高級感に欠ける
・羽目板での理想を見つけてしまった
決め手は、やってみたかった!
結局、これに尽きるのだが、アバン(おどぅ氏)の教えを守るんじゃなかったのか?
そう、自分に問いかけながら、、先生ゴメンナサイ。
自分の欲求に勝てなかった。
コンセプトは「見上げる部屋」!
リビングは、家族が集まる場所。
この部屋では、ほっと一息ついて欲しい。家族団らんで笑顔になって欲しい。
そこで思いついたのが、強制的に笑顔を生む仕掛けをつくってしまえばいい!ということ。
下を向いて、悲しい顔はできても、笑顔になることは難しい。
これは、下を向いているときは、顔の筋肉を下げるのは簡単だが、口角を上げにくいから。
逆に、上を向いて笑顔になることはできても、悲しい顔になることは難しい。
何故なら、上を向いて、悲しい顔はできないから。
スポーツの世界では、顔を上げろ!という言葉を聞くだろう。
下を向いた奴にいい結果は付いてこない。
結果を出せば、うれし泣きで下を向くことはある。
「見上げる部屋」
このアイデアを思い付いた瞬間、「勇者」ではなく「遊び人」の方が向いているかも。と思った。
リビング天井「見上げる部屋」で、羽目板と戦う
見上げる部屋のイメージを固める
見本となるイメージはパクる!
羽目板と木枠窓をイメージしながら、近い感覚がこれだった。白い壁紙とベージュ。
若干パンチが足りないが。
木枠窓が異なる分、色数は少し増えるが、方向性は固めることとした!
これが完成形への地図だ。
廻り縁(まわりぶち)をベージュ塗装!
ベージュと白を基調とすることを決め、廻り縁をベージュ塗装することとした。
間違えて、はじめにシルバーグレイで塗装してしまった。
廻り縁は、天井の羽目板と壁紙の白との繋ぎ。
繋ぎ色がシルバーグレイでは、繋ぎにならないばかりか、壁紙との色差が気になるのではないか?
単純な間違いに気づいたのは、3度塗りした後だった。。
どうする?このままにする?
そんな悪魔のささやきも聞こえたが、ベージュで塗り直すことにした。
杉の羽目板を貼っていく
まずは、2列のみ。
2列だけ貼って、イメージ見てみた。あれ?良さそうじゃないか?
何となく、いけそうな気がしたので、ここまででストップし、翌日に続きの施工をしていった。
ところが、一気に貼っていくものの、想像以上に時間を要することに気づく。
やはり、アバンの教えを守らなかったために、スピードが出なくなった。。
羽目板を貼った手順
木工用ボンドをつける
根太に木工用ボンドを付けて乾いた時にしっかり接着されるようにした。
天井を剥がした際にもボンドでべニアが接着されていたが、
アバン先生(おどぅ氏)も、ボンドは強い!と言っていた。
羽目板を溝にスライドして、仮固定タッカー
羽目板の凹(溝)側に次の凸側をスライドして差し込み、凹みの間にタッカーで仮固定する。
タッカーは次の列の羽目板を差し込むと見えなくなるので、OKだった!
羽目板を量産
羽目板の長さが決まると、同じ長さで量産しておいたら、一気に貼る作業に集中できた。
実は、封かん作業など小さい作業だと量産性がある動きは、工程ごとに終わらすよりも、
1個1個の完成させていく方が早いという話もあるが、大工仕事は別だと感じる。
同じ長さで線を引いて、丸ノコで一気に切っていく。
その後に、天井で貼り作業に集中する。
この方が明らかに早かった!
あとはこれの繰り返しだった。
繰り返す中で、発見したこともあるが、以下の気づきの方が、今後重要だ!
天井施工で効率化・工夫できる点
根太にボンドを置いておく
これは、最も効率化できる発明だった!
古紙袋もなく、天井以外で使うことがないボンドは、天井に引掛けて置くと、
次の工程場所まで梯子(はしご)と共に移動する必要はないことに気づいた!
発見した時、経験値が一気に高まった瞬間だった!
(多分、大工や馴れた先人には当たり前だろうが。)
梯子にタッカー、インパクトドライバーを備える
これも、梯子と共に道具を移動させられる効率化!
電動工具には、引掛けフックが付いている(つけている)が、
このフックを腰に掛けると常に重いが、梯子なら施工中に手が届くし、身軽だった。
施工は部屋の広い壁側から。特殊な部分は早めに施工
この部屋にはカーテンレールの溝がある。
壁・天井が広い側から施工しはじめ、特殊な形状部分を早く終わらせた方がいいと感じた。
はじめてだったこともあり、異形箇所は、何度か失敗したが、
狭い箇所が次に続いていたので、くりぬきに失敗した羽目板もそのまま無駄にならずに使用できた。
形状カットは、マルチツールでおこなった。
微妙な寸法調整は、寸法を測らずとも、最後には感覚でできるように上手くなったが、
丸ノコの精度が凄い!
1mm程度でも、断面も綺麗にきれるので、丸ノコを購入してよかった。と感じる。
(1枚、2枚は、のこぎりでやってみたが、やはり時間とHP消耗が激しい。)
「見上げる部屋」完成!
部屋を終わる頃には、上手くなったが、やはり、はじめてということもあり、
細かく見ると、羽目板同士の密着具合やセンター合わせのすき間、
羽目板を切りすぎて側面廻り縁との間にすき間が生じている部分がでてしまった。
それでも、完成形はこんな感じ。
before
after
以前より見上げたくなるのではないだろうか?
この部屋を見上げる部屋としたのには、もう一つ理由があった。
このリビングの隣は道路になっていて、擁壁がある。
その為、通行人からはこの部屋と奥の部屋の天井が見えるのだ。
家の中を覗いた時、天井をみて、あら、オシャレね。
そう思ってもらえたら、住んでいる人は嬉しいよね。
どこまで感じてもらえるかはわからないが、そんな想いもあった。
よし、次いってみよう!
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【Lv2_Vol.36】「見上げる部屋」のリビング天井、杉羽目板が足りない!! ~最終章~ - DLG inc. · 2024年1月14日 5:49 AM
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